木椀修理
今回は器の修理例をご紹介します。
ご依頼の器は当工房で制作したものではなく、量販店でよく見かけるものでした。
子供用の椀として使用し落としてしまったようで、縁の部分が欠けていました。材質は栗材でウレタン塗装で仕上げてありました。
修理方法として、欠けた部分を再接着するか、高さは低くなりますが欠けた部分まで削る方法を提示し、後者をご選択されました。
高さは低くなりましたが、修理の痕跡も分からないくらい自然に仕上がりました。ありがとうございました。
木の器は欠けたり、傷んだりしても修理して長く使用することができます。
当工房で制作したものでなくても、修理可能なものであれば修理をお受けしていますので、お困りの方はご相談ください。