

キャビネットの修理
今回はキャビネットの修理例です。 キャビネットといっても様々なものがありますが、今回の修理は前面にガラス扉がついたキュリオケースと呼ばれるものです。見せる収納を目的とし、ガラスが入っている飾り棚のことです。 修理は扉部分で引越しの際に、破損し部材も行方不明ということでした。...


椅子の修理3/回転椅子
椅子の修理例です。 椅子にはウインザー、シェーカーといったデザインでの種別だけでなく、オフィスチェア、ダイニングチェアといった用途による種別もあります。オフィスチェアは機能的に作られていて、座面の高さが変えられたり、移動しやすいようにキャスターが多くの場合付いています。...


椅子の修理/ウインザーチェア2
椅子の修理の続きです。 椅子の修理は分解できるところは出来るだけ分解して行う必要があります。今回も座面を張り合わせるのにバラバラにする必要がありました。座面は接着剤の劣化により割れていますが、他の脚や背もたれ部分はしっかりと接着されたままです。部材が細いので折れないように、...


椅子の修理4
前回の続きです。 布張りの椅子の場合、生地の選択が印象を大きく変えます。 長年見慣れている椅子の生地を張り替えるだけで、部屋の雰囲気も変えることが出来ます。 椅子用の生地には色や柄、素材など様々な物があり、選択には迷います。各メーカーが新しい生地を日々開発していてサンプル帳...


椅子の修理3
前回の続きです。 木の椅子の不具合で多いのは、接合部の“きれ”によるものです。 どんなに、よく考えられ構造を工夫した家具でも、長年使用すると木である以上膨張収縮はさけられず、接合部のゆるみは起こります。 量産品の家具の多くは、ダボ接合という接合法を用いています。ダボ接合はホ...


椅子の修理2
前回の続きです。 椅子やテーブルなど4本脚の物の場合、コーナー部分に補強の部材を取り付ける場合があります。この部材で直角を保ち、ぐらつきを防止します。 今回の椅子の場合、部材の材種、接着剤の種類、ビスの形状が本体とは違うため、後から補強目的で追加した物と考えられます。...


椅子の修理1
椅子の修理例のご紹介です。 椅子は家具の中で最も不具合が出やすいもののひとつです。特にダイニングの椅子は毎日、食事の度に使用され全体重を受け止めているため、接合部がゆるみやすくぐらつきが起こりやすいものです。 今回のご依頼はダイニングチェア4脚のぐらつき修理と座面の張り替え...























