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機械のメンテナンス1


手押し鉋
セッティングゲージ

先日、仕事が一区切りついたので、機械のメンテナンスを行いました。

刃の交換なども時間を取られる作業なので後回しにしがちですが、日々の仕事のなかで、キレが落ちてくると作業効率が落ちてきます。そんなときは、時間を割いてでもメンテを行ったほうが切れ味も戻りますし、なにより気持ちの切り替えができスッキリとします。

家具制作の行程で沢山の種類の機械を使用します。

それぞれの機械は、切削や切断と用途によって使い分けるため、刃の種類も沢山ありますし、駆動部も沢山あります。

基本的には刃の交換を行えば、調子がもどります。切削面が荒れてきたり切れ味が落ちたと感じたときが刃の交換時期です。これでだめならば、機械本体の調整に入ります。モーターのベルトの張り具合、駆動部のグリスアップ、台の傾きの調整など微妙なことで調子が大きく変わります。

前回登場した手押し鉋盤は、刃の調整が難しく時間がかかります。回転胴に刃が3枚ついているのですが、一枚一枚の刃で台に対して左右の高さを同じにし、しかも3枚とも同じ高さに調整する必要があります。写真のようなセッティングゲージで調整しますが根気のいる作業です。

今回は、わりあい旨く調整出来、切削面が定盤に吸い付くような感覚が味わえました。

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