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子供椅子の製作2


子供椅子のつづきです。

 子供椅子にしても大人の椅子にしても、ウインザータイプの椅子の場合、座った時に最も力の加わる部分は、脚と座面の接合部分です。この部分は前回ご紹介したとおり、胴つきの大入れ接合にしています。次に力の加わる部分は、背もたれと座面の接合部分です。体重の軽いうちは大きな力はかかりませんが、身体が大きくなり、ゆわゆる力点が高い位置にくると大きな力が加わるようになります。

このため、座面裏は見えない部分ですので、通しほぞのくさび止め接合にして強度をだしています。また、スピンドルの角度を変えることにより力を分散し強度を出すとともに、座ったときの背当たりをよくしています。

座面も大きめに作っていますので、子供が大きくなっても使えますし、大人がちょっと腰掛けるという使い方もできます。

 子供さんも木の感触が気に入ったようでいい笑顔になりました。ありがとうございました。

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