子供椅子の製作1
今回は子供用の椅子をご紹介します。
お客様のご要望は、畳の部屋でも使え、木の座面のベーシックでモダンな感じの椅子をとのことでした。
デザインは、ウインザーチェアを基本に少しずんぐりとした感じにしました。
座面に脚を貫通させくさびで止める、通しほぞくさび止めを使うことが多いですが、今回は座面にほぞを出さないスッキリとした脚のデザインの為、止めほぞにして胴つきをつけました。
脚は旋盤で加工しますが、今回のほぞはサイズがぴったりでないとがたつきがでるため慎重にノギスで測定しながら加工します。
同様にスピンドルを旋盤で加工し、仮組します。
次に座面を彫り込みますが、大人用の椅子であれば座りながら当たる部分を削ることができますが、子供用の椅子だとそうはいきません。椅子を使用される子供はまだ1歳未満なので浅めに掘っておきます。
つづく。