キッチンハイスツール

April 11, 2011

 今回はウインザータイプのハイスツールをご紹介します。

 

 

 家を建てるあるいはキッチンをリフォームする場合、最近は対面式あるいはアイランド式を希望される方が大半だと聞きます。

昔の家の設計では、水まわりは北側に設置され独立型の台所が多く見られます。日当りのいい南側はリビングや居室に当て、台所は隅に追いやられていたのです。しかし、暮らし方や嗜好の変化、あるいは女性の地位向上により、一般的なハウスメーカーでも台所を家の中心に据えた設計、明るく開放的な設計が多く見られるようになりました。 オープンなキッチンには、丸見えになってしまう、排煙の処理をうまくしないと油や煙がまわってしまうなどデメリットもありますが、独りで孤立せず、明るい場所で家族とコミュニケーションを取りながら家事ができるメリットは大きいと思います。

対面あるいはアイランドではリビング側にちょっとした食事がとれるカウンターテーブルを設ける場合が多いようです。キッチンメーカーでは台所のシンクやガスあるいはIHのテーブルは、作業がしやすいように850mmや900mmを標準とし設計されています。アイランドなどはその高さでフラットにリビング側にテーブルを広げスペースを確保します。

作業中に腰掛けたり、こういうカウンターで使用する場合、普通の座面高の椅子では低すぎるので座面の高いものが適切です。これを、ハイチェアあるいはハイスツールと呼んでいます。チェアとスツールの違いは背もたれがあるかないかの違いです。通常、ゆったりと座る場合はチェア、一時的に座る場合はスツールが選択されます。

 

 今回製作した物は、チェアとスツールの中間的なものです。お客様の要望は「キッチンカウンターで料理している人と話をしたり、軽い食事もできるもの」「リビング側からみてスッキリとしていながら存在感のあるもの」「背もたれはつけて」という3点でした。

 

 スッキリ感をだすために、3本脚にし脚やスポーク、貫は細めにしていますが、すべて通しほぞ割りくさびという接続法で強度をだしています。背もたれの高さは腰を支える高さとして、カウンター下に収まるように設計しています。貫は脚のせをかねています。

 リビング側から見ることが大半ですので、後ろ姿が美しく見えるように注意しました。

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